1このドキュメントの目的
目的 ①
事業拡大に必要な要素・機能と優先順位の明確化
目的 ②
エリーさんの役割分担と昇給の評価基準の明確化
進め方の順序として、まず現状の課題と施策の方向性の認識を合わせ、事業拡大に必要な要素を整理する。その上でエリーさんがそのうち何を担うかを設定し、それを土台に貢献度評価基準を具体化する。
23人の役割(現状実行していること)
菅井 — マーケ責任者
集客(広告運用・導線設計)、YouTube・ローンチ等の台本制作
田爪 — 代表コーチ・営業育成
営業(体験セッション→成約)、営業・コーチの育成、コーチミーホームのオペレーション。グループ内の複数案件を横断
エリー — 代表取締役
YouTube出演、ローンチ動画・セミナー登壇、コーチとして複数名担当、田爪さんインスタライブへのコラボ出演(月1〜2回)。(過去)ファスティング商品の企画・制作
3現状の課題
収益の流れとボトルネック
→
→
セールス(成約)
枠が空かず申込を
取り逃がす機会損失
ボトルネック
→
コース交付
45名でほぼ満杯
上限40〜50枠
満杯間近
→
卒業 → HOME
誘導率 直近14%
月約30万で停滞
伸ばせる
課題1: 通常月(ローンチをしない月)の売上が経費に届かない
通常月に必要な月商
350〜400万
経費とトントンになるライン
必要成約数(スタンダード換算)
8〜9件/月
ライト込みならそれ以上
受け入れ枠の稼働
45名 / 40〜50枠
三品21・松本13・中島11
- ボトルネックはセールスコーチの枠不足。枠が空いていないため申し込みを取り逃がし、機会損失を生んでいる可能性がある(枠の空き状況はこちら)
- 受け入れ枠は各コーチの申告ベースの稼働による可変キャパで、必要が分かれば優先的に空けてもらうことは可能。現状はセールス側がボトルネックのため増枠は要請していない
- 結果として、広告費を踏めない状態
課題2: セールスコーチ育成に時間がかかる
- 田爪さんがセールスコーチを育成・デビューさせる取り組みは進行中だが、中長期の話であり直近の売上向上にはつながらない
- 外部の営業会社への受託は、2回セッションという立て付け上、座組みの検討が難しい(絶対にないわけではない)
- 体験セッションは有料(3,300円)のため、単純な営業の場にすると「お金を払ったのにセールスされた」という不審感につながる。セッションの価値と営業を両立できる内部のセールスコーチ育成が最善
課題3: コース売上以外の収益源が小さい
HOME誘導率(直近)
14%
2026年3〜6月修了 2/14名
HOME誘導率(全期間)
41.7%
卒業96名中40名。初期は40〜56%
HOME平均継続月数
6.0ヶ月
退会者は平均4.8ヶ月で退会
- コーチミーホーム(定額サービス、卒業生限定コミュニティ)は退会と新規入会がトントンの状態
- 低単価・中単価のプロダクトがなく、ハウスリストへの販売機会を活かせていない(菅井が自己理解診断プロ版を開発予定だが、リリース日は未定)
4施策の方向性
- セールスコーチの内部育成(田爪さん主導・中長期)+ 受け入れコーチ枠(上限40〜50枠)の拡大
- スタンダード/ライトに縛られない売上の創出 — 次の2点からなる
- 低単価・中単価プロダクトの開発: 菅井が自己理解診断プロ版を開発予定(リリース日は未定)。セールスマンに依存しない売上にでき、ハウスリストへの販売も可能になる
- コーチミーホームの誘導率および継続月数の強化: 誘導率(現状41.7%、直近は14%に低下)の回復・向上と、平均継続月数(現状6.0ヶ月)の延伸。KPIは「誘導率」「平均継続月数」「月次会員数・月次売上」。運営の活性化と継続率向上で、継続的な売上の柱にする
- エリーさんを顔としてCoachMe!の認知を増やす — YouTubeチャンネルの運用、YouTubeライブ、インスタライブ、リモラボへの内部講師登壇など
5事業拡大に必要な要素と優先順位
目標: 通常月でも月商350〜400万を担保し、ローンチ月の上振れがそのまま利益として残る構造を作る。
優先順位の考え方: ① 今のボトルネック(セールス枠)を解く ② セールス枠に依存しない売上を今すぐ作る ③ 受け入れ・認知などの基盤を成長に追随させる
| 優先 | 要素 | 内容 | 現在の状態 | 主担当 |
| S |
セールスコーチ枠の拡大 |
内部でのセールスコーチ育成・デビュー。2回セッションの価値と営業を両立できる人材を増やす |
田爪さんが育成を推進中。中長期 |
田爪 |
| S |
コーチミーホームの強化 |
誘導率の回復(直近14% → 目標40〜50%)・平均継続月数(現状6.0ヶ月)の延伸・運営の活性化。セールス枠と無関係に今すぐ動かせる唯一の領域 |
在籍約31名・月約30万で停滞(LTV約4〜5万/人) |
エリー(要相談) |
| A |
受け入れコーチ枠の追随拡大 |
セールス枠が増えるタイミングで増枠を要請(申告ベースの可変キャパ)。三品さんへの集中の平準化も |
45名でほぼ満杯(3名体制: 三品21 / 松本13 / 中島11)だが追随可能 |
田爪 |
| A |
エリーさんを顔とした認知拡大 |
YouTubeチャンネルの運用、YouTubeライブ、インスタライブ、リモラボへの内部講師登壇など |
台本は菅井が作成 |
菅井+エリー |
| B |
低・中単価プロダクトの開発 |
自己理解診断プロ版など。セールスマン非依存の売上、ハウスリストへの販売 |
菅井が開発予定。リリース日は未定 |
菅井 |
| B |
コンテンツ制作の仕組み化 |
台本・記事制作の菅井依存を下げる仕組みづくり |
検討中 |
菅井 |
数値目標との対応(通常月350〜400万の内訳イメージ)
コース売上
月8〜9件(Std換算)
セールス枠の拡大に連動
コーチミーホーム
30万 → 60万
誘導率回復+定着改善で1年スケール
3人の役割への展開: 田爪さんは引き続き「営業・育成」を軸に、菅井は「集客・導線・コンテンツ・プロダクト」を軸に担う。エリーさんには「コーチミーホームの強化」と「顔としての認知拡大」を中心に、§6の候補から担う分野を1個ずつ設定していく。
6エリーさんの役割候補
§5の優先順位マトリクスに基づき、以下の候補から担う分野を1個ずつ設定していく。
A
コーチミーホームの運営オーナー
優先S — 通常月の売上を支える柱
- 卒業時の誘導導線の運用(誘導率: 直近14% → 40〜50%へ)
- 会員向け発信・イベントなど運営の活性化
- 退会フォロー(理由ヒアリング、平均継続月数の改善)
- 月次KPIの報告(誘導率・在籍数・月次売上)
B
顔としての認知拡大
優先A — 認知と信頼を育てる表の役割
- YouTubeチャンネルの運用・出演(台本は菅井が作成)
- YouTubeライブへの出演
- リモラボへの内部講師登壇
- ローンチ動画・セミナーへの登壇
- 田爪さんインスタライブへのコラボ出演
C
組織・運用まわり
基盤づくり — 現場が安定して回る土台
- コーチ定例ミーティングの主催、現場の声の吸い上げ
- 退会・クレームの一次受け、品質チェック
- 定例運用(数値報告・契約・支払い確認)
7貢献度評価基準との関係づけ
§6でエリーさんの役割候補を設定した上で、エリーさん自身の行動で完結できる取り組みを軸に評価基準を設定する。
- 行動ベースで書く(「やった/やってない」が誰が見ても分かる粒度)
- STEP 2 の「2期目累計売上3,000万・営業利益黒字」は会社の基盤が健全かの確認として位置づけ、条件を通過した上で増額の"幅"は合意した役割の実行実績で決まる構造にする
- 四半期レビュー(30分程度)で進捗を一緒に確認し、評価時にサプライズのない状態を作る
なぜこれを今やっておきたいか
現状、CoachMe!は売上に対してコストがギリギリトントンになるかどうかの水準まで来ている。このままYouTubeなどの集客が順調に伸びていけば、スケールしていく可能性がある。その時に、エリーさんが代表取締役として発揮したバリューに対して正当な報酬を得られるよう、役割と貢献度の評価基準を具体的にしておく。後から報酬の認識が食い違って関係性が崩れることを防ぐためである。
8すり合わせの論点
- §3 現状の課題、§4 施策の方向性の認識合わせ
- §5 事業拡大に必要な要素と優先順位の整理
- §6 エリーさんが担う分野の設定(§5に基づき1個ずつ)
- 田爪さんとの線引きの合意(営業・育成=田爪 / その他の分野=エリー)
- §7 貢献度評価基準の具体化の進め方